英語表現を効率的に覚えるなら「Googleニュース検索」もオススメです!
英語表現(単語、イディオム)を、効率的に覚えたい。そう思われる方は多いと思います。
世の中には、さまざまな英語表現の暗記手法が紹介されていますが、その中でも 最近、「Google検索」の機能を活用した学習法が目立ってきました。特にGoogleの「画像」検索を活用した暗記方法は人気が高まっています。
この暗記方法では、単語を検索ボックスに入れてから「画像」タブを押します。そして下記のように出てくる画像を見ながら単語をイメージで覚えよう!という学習法ですね。
このアプローチは確かに便利で、私もよく使います。ただ私は、これに加えてもう一つ「Googleニュース検索」というものを活用しています。上の画像でいくと、画像タブの隣にある「ニュース」というタブですね。これがまたとっても便利なので、今回はこの「Googleニュース検索」に着目します。
この記事では、前半で、なぜGoogleニュース検索が英語表現の暗記に便利なのかをご紹介し、後半では実践編として、2つの英語表現を実際に取り上げてニュース検索する具体例をご紹介します。
この記事が、少しでも皆さんの英語学習のお役に立てば幸いです。
目次
1.Googleニュース検索のいいところ①:リアルな活用イメージが分かる
2.Googleニュース検索のいいところ②:短い文章が多いので頭に入りやすい
3.Googleニュース検索のいいところ③:今も使われているかがすぐ分かる
4.活用例①:”Delve into (掘り下げる)” をニュース検索してみよう!
5.活用例②:”Time stood still (時が止まった)” をニュース検索してみよう!
6.まとめ
1.Googleニュース検索のいいところ①: リアルな活用イメージが分かる
Googleニュース検索をオススメしたい理由は、大きく3つあります。
1つ目は、その表現のリアルな活用イメージがわかるということです。
単語の活用シーンを理解するなら、辞書で例文を検索すればいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。たしかにその通りなのですが、辞書のデメリットは「例文が古い可能性がある」ということです。どうせ英語表現を覚えるなら、最新の文章を使って頭に入れたいですよね。そんなニーズに「Googleニュース検索」は応えてくれます。
Googleニュースというのは何かというと、検索ワードと関連する世界中の最新ニュースを、並べて表示してくれるものです。Googleの検索ボックスに単語を入れて「ニュース」タブを押すと、今日、昨日、先週、どんなふうにその英語表現が使われていたのか、一目瞭然で見ることができます。
英語表現のリアルな活用イメージを知るなら、ぜひGoogle検索の「ニュース」タブを押してみましょう。
2.Googleニュース検索のいいところ②:短い文章が多いので頭に入りやすい
Googleニュースの記事タイトルを見ながら学習するメリットの2つ目は、「短い文章が多いので頭に入る」ということです。
基本的にニュースの記事タイトルというのは短くまとめられています(中にはちょっぴり長いものもありますが少数派です)。文章の長さが短ければ、口に出して読もうという気が起こりやすいですし、頭にも入ります。
もしかしたら、辞書の例文よりもGoogleニュースの記事タイトルには難しい単語が入っているかもしれません。そんなときは、よく意味が分からない記事はどんどん飛ばしながら下にスクロールして、1つでもよいので、ざっくり意味が理解できる記事を見つけましょう。
意味が理解できる文章をみつけたら、ぜひ2~3回発音してみてください。口に出して読むことでより記憶に残るので、おすすめです。
3.Googleニュース検索のいいところ③:今も使われているかがすぐ分かる
Googleニュース検索をオススメしたい理由の3つ目は、その単語が今でもよく使われているのか、すぐに分かることです。色々な単語を検索してみていただけるとわかると思うのですが、中にはその単語が使われた最新のニュース記事が1か月前、2か月前、という場合もあります。その場合は、ニュースではあまり使われない or 現代では使用頻度が低い、ということになります。
辞書だとこのあたりのニュアンスが分からないので、手っ取り早く現在の活用され具合を把握したければ Googleニュース検索が便利です。ぜひ色々な単語で、試してみてください。
4.活用例①:”Delve into (掘り下げる)” をニュース検索してみよう!
それではさっそく、私と一緒に、Googleニュース検索の活用を実践してみましょう!
最初に取り上げる英語表現は、ビジネスでもよく使われる “Delve into(掘り下げる)”です。検索ボックスに表現をいれ、ニュース記事を表示すると、本ブログ記事の執筆時点では下記のように表示されました。
記事のタイトル部分を見ていただくと、Delve into が実際どんなふうに世界で使われているのかがよく分かると思います。今回出てきた3つの記事は、それぞれ以下のような意味です。
Biography Of Iconic Hindi Writer Nirmal Verma To Delve Into His Writing Style, Sensibilities
訳:ヒンディー語の代表的作家ニルマル・ヴェルマ氏の伝記を出版、その文体や感性に迫る
Journalists Delve Into Inflation Policy, Hospital Closures, and Needle Exchanges
訳:インフレ政策、病院閉鎖、注射針交換についてジャーナリストたちが掘り下げる
Your unique chance to delve into the past
訳:過去を掘り下げるまたとないチャンス
5.活用例②:”Time stood still (時が止まった)” をニュース検索してみよう!
続いて、別の英語表現についても Googleニュース検索してみましょう。今回は ”Time stood still (時が止まった)” という表現を検索してみました。するとブログ記事執筆時点では下記のように表示されました。
参照元:time stood still – Google 検索
検索結果を見てみます。1つ目の記事タイトルは、以下の意味です。
The Welsh farmers’ mart where ‘time has almost stood still‘ with no electric or computers
訳:電気もコンピューターもない、「時が止まったような」ウェールズのファーマーズ・マート
2つ目の記事は、タイトルには time stood stillがないですね。このようにニュース検索では、必ずしもタイトル部分に調べたキーワードがない場合があるので注意が必要です。そのような場合、ニュース記事の本文中で検索ワードが使われている場合が多いです。今回で行くと、タイトルの下にあるグレーの文章を見てください。time stood still を使っている、以下の文章が見つかります。
Time stood still in Parliament Square today as a mother cried out for her son. We all felt it.
訳:今日のパーラメント・スクエアでは、母親が息子のために泣き叫ぶ中、時間が止まっていました。私たちは皆、それを感じていました。
6.まとめ
さて、今回は「Googleニュース検索」に着目して記事をお届けしました。英語表現の暗記になぜ便利なのか、そして実践編として2つの表現で活用する様子もお伝えしましたが、いかがでしたか?
英語表現をネットで調べるときは、意味を確認した後、より深く記憶に残すため、Google画像検索やニュース検索をぜひフル活用してみてください。
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