多忙なビジネスパーソンが、業務中に英語力を上げるためにやりたい3つのこと

2022/08/12 スタッフブログ
多忙なビジネスパーソンが、業務中に英語力を上げるためにやりたい3つのこと

もっと英語力を上げたい。でも仕事が忙しくて、なかなか英語を勉強する時間が取れない・・・。

 

こんなふうに悩んでいる方は、多くいらっしゃると思います。かくいう私も、昔は仕事が忙しいなか「どうやって英語を勉強する時間を捻出すればいいんだ・・・」と頭を悩ませていました。

 

その結果たどりついたのが、業務の<中>で、英語力をあげてしまえば良いという結論でした。そこで今回の記事では、私の実体験にもとづいて、業務を通じて英語力をアップする方法をいくつかご提案させていただきます。

 

一部の職種、例えば定型業務を行われている方や、すでに外資系で仕事の中で英語をたくさん使える環境で働かれている方にとっては、今回の記事は少し現実味がない可能性があります。一方で、例えば企画や調査、研究開発といった職務をされている、日系企業のビジネスパーソンの方であれば、参考にできるポイントがいくつかあるかもしれません。興味がわく箇所だけでも、ぜひ読んでみていただけると嬉しいです。

 

内閣府によると、日本人の年間の労働時間は、1800時間といわれています。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/minutes/2002/1120/item1-3.pdf

 

せっかく人生の多くを過ごす「ワーク」時間、有意義に過ごす方法を一緒に考えていきましょう!

 

なお本記事でご提案する内容は、あくまで一個人が、日系企業で企画・開発業務を行ってきた経験に基づくことをご了承ください(全ての企業で効果が出るとは限りません)。

 

目次

1.TOEIC高スコアでアピールすることで、英語を使う仕事をゲットしよう

2.英語力が少しでも求められるタスクは、積極的に取りに行こう

3.何かリサーチを頼まれたら、まず海外サイトをのぞいてみよう

1.TOEIC高スコアでアピールすることで、英語を使う仕事をゲットしよう

業務のなかで英語を磨いていくにあたり、まず行いたいのが、TOEICで良い点数をとることです。というのも、英語ができるアピールを社内で行えば、必ず誰かは見てくれていて、グローバルな仕事のチャンスがふってくる可能性がぐんと高まるからです。

 

日系企業では、定期的に社員に対し、TOEICを受けさせるような仕組みを設けていることがあります。また、自主的に受けた場合はその点数を社内システムに「保有スキル」として登録することも多いです。まずは、こういった仕組みを活用して、TOEICの高スコアを社内でアピールしていきましょう。

 

もし、お勤め先の企業にそのような仕組みが全くないのであれば、定期的に上司に対して「こんな点数を取りました」と、スコアの証明書を提出するなどしてアピールしてみましょう。

いずれにしろ大切なのは、あなたが英語力の向上に対して真剣であり、実際に成果も現れているということを、社内の人に知ってもらうということです。

 

最初の方は、ただの点数報告で終わって何も変化が感じられないと思うかもしれません。でも、継続的に自分の英語力をアピールしていれば、誰か必ずあなたのことを見てくれています。


私の場合、社内で半年ごとにTOEICを受ける仕組みがあったのですが、毎回50点ずつほどスコアを上げていき、最終的に満点を取りました。その結果英語力が認められたのか、入社2年目以降は海外出張に年に1~3回行かせてもらえるようになりました。若手の頃からこんなに海外に行かせてもらっている同期は、周囲に誰もいませんでした。

 

英語力が認められて海外に関する仕事ができるようになれば、自然と業務で英語を使う機会も増え、みなさんの英語力はますます高まっていくでしょう。この好循環のループに入るために、まずはぜひTOEIC試験のスコアアップ、頑張ってみませんか?

2.英語力が少しでも求められるタスクは、積極的に取りに行こう

次にご提案するのはとてもシンプルなことです。英語力が、たとえほんの少しでも求められるタスクがあれば、それを全力で手を上げて引き受けてみよう、ということです。

 

例えば英語で書かれた書類の内容を翻訳する、海外の動向をリサーチする、英語で書かれた文章の内容をチェックする、海外拠点との打合せを調整する、英語でのミーティングに参加させてもらい議事メモをとる、などです。

 

それぞれのタスクは地味で、あまりエキサイティングではないかもしれません。むしろ、日本語で行う業務よりも時間を取られてしまうので、みんなが嫌がるタスクである場合もあるでしょう。


でも、ちょっと見方を変えてみてください。例えば、海外の文書を読むというタスクを引き受けると、読んでいる過程で必ず分からない単語が出てきて、調べますよね。英語の長文を読むことで、読解力も身につきます。これって、まさに英語力向上のためのアクティビティとも思えませんか?

 

そんなこと言ったって締切もあるし、プレッシャーが大きくて、英語学習とは到底感じられないよ!と叫ばれる方もいるかもしれませんが(笑)、私はいつもこんなふうにとらえながら、英語を使う業務タスクを引き受け、こなしていきました。「仕事としてお金をもらいながら英語に触れられるなんて、ラッキーだなあ」と。その積み重ねで、いつのまにか英語力が伸びた実感があります。

 

「英語力が少しでも求められるタスクは、積極的に取りに行く。」

よかったらぜひ、試してみてください。

3.何かリサーチを頼まれたら、まず海外サイトをのぞいてみよう

最後にご提案するのは、日頃から海外サイトを使ったリサーチを行う、ということです。

 

「世界の動向を調べて」と言われ、海外サイトを見るっていうのはとても自然なことだと思うんですが、今回ご紹介するのは、一見海外のサイトを見る必要がないようなシーンでも、とにかく英語で色々と調べてみませんか?というアイデアです

 

具体例をご紹介したいと思います。

 

先日、私は上司から、ある日本向け製品のPRデモ動画を作ってほしいと頼まれました。

 

デモ動画を作った経験のなかった私は、まず他の日系企業の製品の紹介ビデオを見始めたんですが、そのうちに「海外の製品のビデオを見てみたら面白いんじゃないか」と思いたちます。そして、英語で「product demonstration video」 といったキーワードで調べてみることにしました。

 

その結果、日本企業の製品ビデオとはまた全然トーンの違うビデオにたくさん出会うことができました。海外のビデオをたくさん視聴するなかで新しい英語表現も学びましたし、自分の思想がどんどんクリエイティブになっていくのを実感しました

 

このように、一見海外とは関係ない仕事でも、情報リサーチのステップなら、海外の要素をとりいれることは比較的容易です。日本の外の世界をのぞいてみると、英語の勉強になるだけでなく、頭を柔らかくすることもできるので、一石二鳥ですよ。

 

ぜひ日々の業務で、海外のちょっとしたリサーチ、行ってみませんか?


さて、今回は多忙なビジネスパーソンが、業務<中>に英語力を上げるためにやりたい3つのことをご提案してみました。

 

うちの会社ではこんなことできない、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に無理かどうかはまずやってみて、上司に止められて、交渉したうえで負けたときに初めてわかると、個人的に思っています。まずは、無理やりでも英語を業務の中に取り入れてみてください。オリジナルの方法でもいいのです!ぜひ、明日のお仕事から、試してみてもらえると嬉しいです。

 

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ぜひオンラインレッスンをはじめてみることを検討してみてはいかがでしょうか。

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