TOEIC満点をとった私の「超」シンプルな学習法を紹介します

2022/05/01 英語学習情報

英語力を測るためのモノサシとして、日本で最もポピュラーともいえる試験、それが「TOEIC®」。

学生・社会人問わず受験者が多いこともあり、世の中には数えきれないほどTOEIC対策の参考書や、学習法紹介サイトがあふれています。

勉強をする身としては、頼れる情報のバリエーションが多いのはいいことです。一方で、手段が豊富すぎて「どれを選んだらよいのかわからない」「色々な参考書に手を付けたがなかなか高スコアが出せない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今日のブログは、そんなあなたにお届けしたい、究極にシンプルなTOEIC対策法の解説記事です。

なお私は帰国子女ではありませんが、今回紹介する方法だけでTOEIC満点を達成しました。

１．やることは「TOEIC®公式問題集」を解くだけ

２．ポイント①：似たような問題集に注意

３．ポイント②：単語もフレーズもしっかり復習しながら解く

４．ポイント③：マークシートはちゃんと印刷して解く

１．やることは「TOEIC®公式問題集」を解くだけ

結論から言います。TOEIC®運営母体の一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が出版する「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」シリーズを、3冊以上購入して、最低2周（できれば3周）してください。これだけです。

2022年4月現在は、＜8冊目＞が最新となっています（下記リンク）↓

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8｜公式教材・問題集｜【公式】TOEIC Program｜IIBC (iibc-global.org)

これでブログを終わると芸がなさすぎますので、以降の章では問題集を解く際のポイントを３つ、ご紹介したいと思います。

２．ポイント①：問題集のバージョンに注意

今回ご紹介したのは「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」ですが、これと似たような本が世の中には多数存在するので注意してください。

特に、メルカリやBOOK OFFで「TOEIC」「公式問題集」などと検索すると、下記のような見た目の問題集が出てくる可能性があります。TOEIC®テスト新公式問題集、という本で、先ほどと同じくTOEIC®運営母体の一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が出版しているのですが、私は問題集をあまりおすすめしません。

“

出典：ハイブリッド型総合書店honto”

というのも、上記の古いタイプの公式問題集は、最新の試験形式に対応していないのです。TOEIC®は2016年5月に新形式へ移行しており、Part毎の問題数の構成が変わったほか、新たにチャット形式（LINEやWhatsAppのようなテキストメッセージのやり取りを題材にした問題）の読み取り問題が追加されました。これらに慣れるためには、その形式の問題を何度も解くことが大事です。ぜひ古いバージョンの公式問題集ではなく、新形式に対応した「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」をゲットして、解いてみてください。

３．ポイント②：単語もフレーズもしっかり復習しながら解く

今回お勧めする学習法では、TOEIC対策のために新たに単語帳を買う必要はありません。

ではどうやってボキャブラリーを増やすかというと、「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」にくっついている「解答・解説」をフル活用します。

リーディングやリスニング問題を解いていると、必ず、新しい単語・フレーズに出会いますよね。それをノートにメモして、すきま時間に何度も見直せばＯＫなんです。これだけで、十分TOEIC高得点が狙える単語力が身に付きます。

「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」の解答・解説欄には、単語やフレーズの解説が豊富についています。いちいち辞書を引かなくても、すぐに意味を確認できるケースも多いんですよ。ぜひ「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集」を単語帳代わりにして、隅から隅まで本を使い倒しましょう！

なおノートに単語・フレーズをメモする際には、それが出てきた文章を「丸ごと」メモしておくと、より効率的に点数アップが見込めるのでおすすめですよ。