コロナ禍のフィリピン渡航~NRT to MNL~
みなさん、こんにちは!
ステップフォワードの田中です。
4月末にステップフォワードBGC校に向かうため、
成田国際空港からニノイ・アキノ国際空港へ出発いたしました!
今回のブログではコロナ禍のフィリピン渡航について、レポートいたします!
先に結論から言ってしまうと、コロナ禍の海外渡航は新鮮な体験となりました。
人の流れがなく、とても快適でスムーズでした。
【目次】
1.伊丹空港―羽田空港-成田空港
2.成田空港の様子
3.機内の様子
4.ニノイ・アキノ国際空港到着
5.出国に必要な条件・書類・手続き
1.伊丹空港―羽田空港-成田空港
4月23日、元々、大阪在住のため、まずは伊丹空港へ向かいました。
関西空港から出発したかったのですが、便がフィリピン航空のみなので
ANA利用のため、成田空港からの出発です。
現在、KIX-MNLのフィリピン航空の運航スケジュールは
火曜・木曜・金曜・木曜で出発時刻は15:20です。(5/15現在)
NH20便(ANA)を利用し一旦羽田空港へ向かいました。
現在、関西から成田空港への国内線は各LCC社のみです。
いざプッシュバック開始!
23年間過ごした想い出たくさんの街からしばしお別れです。
と感傷に浸るのも束の間、低空飛行により富士山が上空から見えました!
上空から羽田空港へは約50分で着陸し、羽田に到着後は大荷物を抱えて、成田国際空港へリムジンバスを使って向かいました!(🚌)
2.成田空港の様子
成田国際空港に到着しました!
ANAのチェックインカウンターは国際線という枠でオープンしており、路線別のカウンターはありませんでした。1つのカウンターエリアに向かって色んな外国人で行列(少し)ができていました。(日本人4人ぐらい・・・)
コロナ禍の渡航ということで、渡航先に必要な手続きや書類が通常とは異なったので、
カウンターに約30分滞在し無事に航空券発行完了いたしました。
後ほど、今回の渡航で必要となった書類をまとめて書きたいと思います。
少し時間があったので成田空港をぶらぶらしましたが、ご覧の通り、ゴーストタウンです。
本当に飲食・コンビニ・郵便局以外営業しておらず、人もいません。
アメックスカードラウンジも貸し切り状態でした、、、(贅沢!)。
イミグレーションも無事に通過。特に何も聞かれることなく簡単に出国許可が下りました。
意外と簡単だったので渡航書類さへ集めれば出国は簡単です。
3.機内の様子
ANAのスタッフはホスピタリティが溢れており、
コロナ禍で厳しい状況にも関わらず温かく出迎えてくれました!
NH819便ボーイング787-900(ANA最新保有機材)でいよいよ日本出国です!
乗客約10~15人程度。こんな国際線は見たことがありません!とっても快適でした。
機内食もとても美味しくデザートはハーゲンダッツでした!万年LCC利用勢からすればこの上ないサービスでコロナ禍での海外渡航の不安が緩和されました。
4.ニノイ・アキノ国際空港到着
ニノイ・アキノ国際空港到着後、早速待ち受けていたのは隔離手続きでした…。
まずは、フィリピン海上保安庁による入国申請です。
とは言っても用紙をもらって記入するのみでした。
次はPCR検査の予約です。あらかじめ日本でPAD/LABというサイトから(在日フィリピン大使館HPに掲載中)情報を入力していたのでスムーズに手続きを終えることが出来ました。スムーズとは言っても1時間はかかってしまいますが。
手続きは以下の流れでした↓
・隔離指定ホテル7日間分の予約表の提出(見せるだけなのでPDF可能)
・フィリピン海上保安庁指定用紙に必要事項を記入し提出
・健康状態、ワクチン接種有無などの確認後、料金を支払う(4,000php/カード可)
各手続き終了後、イミグレーションへ向かいます。パスポートと必要書類を提出し、
無事に入国許可が下りました。
いつもは乗客や迎えの人々で騒がしいニノイ・アキノ国際空港も閑散としていて、
成田と同様にゴーストタウン化していました。
入国後、ホテルへ移動(ホテルの送迎による)し7日間の隔離が始まりました。
隔離期間中は本当に一歩もホテルから出ることができず、日本の入国後の対応とは異なり、厳格に管理されていました。
6日目にPCR検査を行い、翌日結果がメール経由で送られてきます。
その結果が陰性なら、晴れて本当の意味で入国可能となります!
5.出国に必要な条件・書類・手続き
私がフィリピンへ入国したときの必要書類はビザのみで
フィリピン人の親もしくは配偶者と一緒に入国することが条件です。
※私の場合は母親がフィリピン人であるため、こちらの手続きとなりました。
ビザ(9a)を取得し、プロセスは以下の通りです。
・フィリピン大使館HP(東京) から申請書をダウンロードし記入・顔写真貼付(英語)
※公証役場にて公証される必要があります(アポスティーユ認証不要)
・フィリピン国籍者との証明書を入手(出生証明や戸籍謄本)
※公証役場でアポスティーユ認証を実施→梅田で行いました
・パスポート原本
・フィリピン国籍者のパスポートコピー
・航空券の予約表
・隔離指定ホテルの予約表
・レターパックプラス(自分の名前と住所を記入)
・現金書留にて所定の費用を納付
これらの書類をフィリピン大使館へ送付した後、パスポートにビザが貼り付けられ返ってきました。
5月1日から、有効なビザを所有していれば、上記のフィリピン人と一緒でなくても入国可能です。
新規ビザの申請が再開され、バリックバヤンプログラム(1年間無査証で滞在可能な制度※諸条件あり)も再開とのことです。
ただ、ホテル隔離が7日から10日に伸ばされ、7日目にPCR検査を行い、陰性であればチェックアウト可能という流れになりました。
入国は緩和されましたが隔離はより一層厳重になった模様です。
私は上記のようなプロセスで入国することが出来ましたが、
隔離期間は一切の外出ができず、本当に辛かったです。
セブから入国する場合、隔離が2日でPCRテストも空港で行っているとのことですし、
同じ国でも場所によっては制度が違います。何だかフィリピンらしいですね(笑)。
以上、コロナ禍のフィリピン渡航レポートでした!
最後まで、読んでいただきありがとうございました!