さらっと言えたらかっこいい!ミーティングで便利な英語表現7選
みなさん、こんにちは。いよいよ夏本番の暑さになってきましたね。こんなときは、冷房で部屋を涼しくして、英語表現をちょこっと勉強してみませんか?
今回のブログ記事は、そんな「ちょこ勉」にぴったりのテーマです。ミーティングなどで使えるとかっこいい、ネイティブがよく使う英語表現を、7つ取り上げたいと思います。
各表現の紹介では、どうしてそんな意味になったのかや、実際に表現を使っている例文もたっぷりとご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
1. Heavy lifting
2. Finger in the air
3. That’s a win.
4. Head-on
5. It is what it is.
6. Piggy-back
7. Tucked-away
1. Heavy lifting 「難しい仕事」
まず最初にご紹介する表現は、Heavy Lifting です。 重たいものを持ち上げる、というイメージから想像しやすいかもしれませんが、これは「難しい仕事」という意味です。
A: Oh, I’m really exhausted.
B: That’s okay, I’ll do the heavy lifting.
A:ああ、本当に疲れたよ。
B:大丈夫だよ、重いタスクは僕がやるから。
https://en.wiktionary.org/wiki/heavy_lifting
The boss hoped the plan would succeed but he wasn’t willing to do the heavy lifting.
ボスは計画の成功を望んでいたけど、難しい仕事をする気はなかったんだ。
Heavy lifting – definition of heavy lifting by The Free Dictionary
上の例文では do という動詞と合わせて名詞的に使われていますが、It was the heavy-lifting part.(それは難しいパートだったよね)というように形容詞的に使うことも可能です。
2. Finger in the air 「(科学的根拠のない)憶測」
次にご紹介する表現は、Finger in the air です。空気の中の指??と初めて聞いたときは混乱しましたが、これは「(科学的根拠のない)憶測」という意味です。経験や勘をベースとした推測を指します。
由来は様々あるようですが、濡らした指を持ち上げて空気にかざすと、風向きの予測ができることから、この表現がうまれたという説もあります。では、例文を見ていきましょう。
it’s a kind of finger in the air thing.
それは、憶測のようなものだよ。
‘It’s all a bit finger in the air,’ admitted a spokesman.
「それは憶測のようなものです」と広報担当者は認めた。
https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/finger_1
3. That’s a win. 「やったじゃん、最高じゃん」
この意味は「やったじゃん、最高じゃん」です。カジュアルな会議でよく耳にします。That’s a win, John. のように名前をセットで入れて、相手のことを持ち上げたり、喜びを分かち合ったりするのに便利な表現です。では例文を見ていきましょう。
A: I finally finished my task.
B: That’s a win!
A:やっと自分のタスクが終わったんだ。
B: それは最高だ(勝ち組だ)!
4. Head-on 「真っ向から、正面から」
Head-onは、もともと乗り物同士が正面衝突するような様子を表すのに使われますが、それが発展して「真っ向から、正面から」という意味でも使われます。では例文を見ていきましょう。
We need to avoid head-on confrontation with clients.
クライアントと正面から対立することは避けなければならないね。
We should have sat down and addressed the issues head-on.
腰を据えて、真正面から問題に取り組むべきだったね。
HEAD-ON | meaning in the Cambridge English Dictionary
5. It is what it is. 「やるっきゃない」「しょうがなく、受け入れるしかないよ」
それはそれでしかない、つまり「やるっきゃない」「しょうがなく、受け入れるしかないよ」という意味です。肩をすくめながら、この状況を受け入れるしかないよね、というシーンでよく使われます。
A: That didn’t go as planned.
B: We’re all imperfect. It is what it is.
A: 計画通りにいかなかったよ。
B: みんな不完全。それが現実さ。
IT IS WHAT IT IS | meaning in the Cambridge English Dictionary
6. Piggy-back 「(既存のシステムなどを)うまく活用する」
piggy-backのもともとの意味はおんぶ、ですが、それが発展して「(既存のシステムなどを)うまく活用する」という意味でも使われます。誰かの背中に乗っかりながら、その人をうまく活用するイメージです。
The content of this report piggybacks off of a study done previously.
このレポートの内容は、以前に行われた調査の結果を活用しています。
ビジネスでは Piggyback marketing という表現もよく聞きます。これは、複数の企業が互いの製品を紹介しあうことで、相乗的に製品の認知度を上げていく戦略です。最近は、異なる会社同士がもつデジタルマーケティングコンテンツ、例えばSNSで、商品を紹介しあう戦略としてもよく使われます。
7. Tucked-away 「静かで隠されている」
最後にご紹介する表現は、Tucked-awayです。Tuck、というとタックインしたシャツを連想される方もいらっしゃるかもしれませんが、これが隠すという意味とつながり、Tucked-awayで「静かで隠されている」という意味になります。例文を見ていきましょう。
Let’s find some extra space and privacy tucked away to discuss this matter.
どこか、プライバシーが確保された静かな隠れスペースを見つけてこの話題を議論しましょう。
Finally, I found the file- it was tucked away on the top shelf.
ついに、ファイルを見つけたよー1番上の棚に隠れていたんだ。
さて今回は、さらっと使いこなせるとかっこいい、ミーティングで役立つ英語フレーズを7つ、ご紹介しました。もともとご存じのものはありましたか?
特にThat’s a win. や It is what it is. は、ミーティングだけでなく普段の英会話でも便利な表現ですので、ぜひオンライン英会話など、外国の方と話す機会に活用してみてくださいね。
ステップフォワードではいつでも無料体験レッスンを受け付けています。
ぜひオンラインレッスンをはじめてみることを検討してみてはいかがでしょうか。