「本当に使ってよかった」日々の英語学習や留学準備に役立つ海外のサービス4選

2022/06/03 スタッフブログ
「本当に使ってよかった」日々の英語学習や留学準備に役立つ海外のサービス4選

みなさんは、海外で使われているサービスやツールを使ったことはありますか?

海外で使われているサービスとは、ここでは「英語でしか情報の説明がないが、インターネットでだれでも簡単に利用できるもの」のことを指したいと思います。通常、このような海外サービスのウェブサイトには日本語で表記された説明がないので、「初めて使うにはハードルが高い」と思われる方も多いかもしれません。しかし、それはとてももったいないです。世界には、日々の英語学習や留学準備に役立つサービスがたくさんあるんです。

今回のブログ記事は、私が海外の口コミサイトを読み漁るなどして見つけたツールのうち、実際使ってみて「本当に良かった」と思ったものを4つ厳選してご紹介します。無料のもの、有料のもの、さまざまご紹介しておりますので、ぜひ気になったもの1つだけでも目を通していただければ幸いです。

 

1.①:日本でもじわじわ人気が高まる文字起こしアプリ「Otter.ai」 ★無料

2.②:IELTSのライティング対策に最適な添削サービス「IELTSanswers.com」

3.③:留学の応募でフル活用した文章校正サービス「EssayEdge」

4.④:自分で直すから自然とスキルが上がる文章チェックツール「Grammarly」★無料

5.メッセージ:英語を活用して、海外サービスをどんどん試そう!

 

1.①:日本でもじわじわ人気が高まる文字起こしアプリ「Otter.ai」 ★無料

まず最初にご紹介するのは、英語音声を文字起こししてくれる無料アプリ、「Otter.ai」です。

このサービスはカリフォルニアを拠点とするテクノロジー会社が提供しており、AIと機械学習を活用して高い精度での文字起こしを実現しています。誰でも無料で利用することができます。

Otter.aiは、私が留学で全然英語が聞き取れず困っていたとき、私の耳の代わりとなってくれたいわば「救世主」のような存在でした。私は、イギリスのメンバーとのオンライン会議をいつもこのツールを使って文字起こし、聞き取れなかった単語を調べてはメモしていました。Otter.aiでは、画面上に表示された文字起こし結果に対し、数クリックで簡単にコメントがつけられる機能があるので便利です。

 

▼Otter.aiで聞き取った単語(図左)の意味をコメント(図右)している様子

 

2.②:IELTSのライティング対策に最適な添削サービス「IELTSanswers.com」

 

次にご紹介するのはIELTSの勉強を行っている方におすすめのサービス「IELTSanswers.com」です。

IELTSにはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションがあるのですが、その中でライティングは「7.0」というスコアに達するのが極めて難しいと言われています。私も初めて受験したときに6.5で、その後もなかなか7.0に達せず悩んでいたところ、この「IELTSanswers.com」というサービスに出会いました。

IELTSanswers.comは、もともとIELTSで10年以上採点に携わってきたエキスパートが運営しているサービスです。有料ですが、IELTSの採点ポイントにぴったりあった「適格な指摘」が受けられるので、とても効率的に試験の準備を行うことができます。私の場合は本サービスを3回利用し、無事にライティングで7.0を獲得することができました。

ちなみにライティングを含めてIELTS全セクションで7.0を獲得すると、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学という難関校へ応募する資格を得ることができます。

 

▼IELTSanswers.comで添削が行われた後の私の答案。びっしりと指摘が書き込まれている

 

3.③:留学の応募でフル活用した文章校正サービス「EssayEdge」

 

さて、次にご紹介するのは留学応募時など、本気でクオリティをあげた英語の書類を仕上げたいときにとても役立つ文章校正サービス「EsssayEdge」です。

EssayEdgeは、毎年何千もの学生の留学応募書類を添削しているアメリカのサービスで、今年で25周年を迎えます。有料のサービスですが、とても丁寧な添削結果があり海外の学生に人気のサービスです。また、1回ごとの添削では「文字数」にのみ上限があり、文書の種類や数に制限はありません。このため、例えば「志望動機書」と「研究テーマ希望書」など複数のドキュメントを1回の添削で1度に見てもらうこともできます(節約ポイントです)。

EssayEdgeでは、先生から添削が返ってきたあとに質問を1~2回程度行えることもオススメするポイントの一つです。私の場合は、添削結果をふまえて文書を修正し、それをメールで添削者へ送って、最終の内容に問題がないか確認してもらっていました。また、お気に入りの添削者がいれば申込時にその人の名前を指定することもできます。

 

▼EssayEdgeからくる返答の冒頭では、下記のように文章のコンテンツについてアドバイスがもらえる

 

 

▼EssayEdgeに修正してもらった留学応募時の書類。ネイティブっぽい仕上がりに大満足

 

4.④:自分で直すから自然とスキルが上がる文章チェックツール「Grammarly」★無料


続いてご紹介するのは、「Grammarly」という、オンライン上で文章チェックをしてくれる無料ツールです。これは最近かなり日本でも有名になってきたので、ご存じの方も多いかもしれません。

Grammarlyはカリフォルニアの会社が提供するサービスで、短い文章(ほんの数行のメール)から長い書類まで文字数制限なくAIで文法や表現のチェックをしてくれます。

当然、先ほど紹介したEssayEdgeといった有料の校正サービスに比べて指摘の質は劣りますが、日常使いするならGrammarlyのチェックをかけるだけで十分です。例えば英語でレポートを書いたとき、英語でメールを送信する前の最終チェック、などなど、私も幅広いシーンで活用しています。

Grammarlyがよいなと思う点は、「自分で指摘を修正する」ということです。先ほどの校正サービスですと、修正された状態で文章が届くので少し受け身になりがちなのですが、Grammarlyでは「自分で」AIから指摘された箇所を打ち直していく必要があります。その過程で、何度も同じミスをしていることに気づいたりして、英語での文章作成スキルを自然と磨いていくことができます。

▼実際の画面。例えば黄色く囲ったところを「of」から「in」に打ち直すと赤線が消える

 

5.メッセージ:英語を活用して、海外サービスをどんどん試そう!


さて、ここまででご紹介した4つの海外サービスはいかがでしたでしょうか?

今回おすすめしたサービスやツール以外にも、私はこれまで合わせて10以上の海外サービスを利用したことがあります。そのほとんどは、日本語のサイト(ブログ記事など)では取り上げられたことのないものでしたが、そのクオリティはどれも満足いくものでした。

質の高い海外サービスに出会うためには、どんなツールがあるかなと「調べる」際にも英語を使うことがポイントです。特に海外のレビューサイトやブログ記事は非常に参考になります。英語で情報収集をするうちに、自然とリーディング力も上がっていきます。

英語を「学ぶ対象」から、世界中のお宝情報を発掘できる「道具」として、フル活用していきましょう。

 

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ぜひオンラインレッスンをはじめてみることを検討してみてはいかがでしょうか。

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