私が英語を好きになったきっかけについてお話します
みなさんは、英語のことが好きですか?
ちょっと唐突な質問だったかもしれませんが、もし回答が「YES」であれば、あなたの英語の成長のポテンシャルはとても高いと思います。
というのも、これまでの記事でもお話ししている通り、英語力がUPできるかは長い道のりの中で英語学習のモチベーションを保てるか次第であり、その源として自分の根本に「英語が好き」という気持ちが必要だからです。
そもそも自分の時間をたくさん費やして行う英語学習ですから、やらされているという気持ちよりも、楽しい!好きだ!というスタンスで取り組めたらいいですよね。
そこで今回は、純ジャパでTOEIC 990点を取得し、現在ケンブリッジ大学への社会人留学を行っている筆者が、お恥ずかしながらこれまでの人生を振り返り、どのようなきっかけで英語が好きになったかをご紹介したいと思います。
この記事を通して、読者のみなさんが英語を好きになるきっかけ作りになれば、また親御さんの子育てに役立つヒントにもなれば、幸いです。
目次
1.最初のきっかけは、11歳のときに参加した国際キャンプ
2.中高で英語が得意科目になったことでさらに英語好きに
3.大学では、サークルの海外遠征がきっかけに
4.会社に入社し、海外出張へ行くたびに刺激を受けた
5.海外ツアーガイドやオリンピックボランティアを通じ、原点に立ち返る
6.社会人6年目で海外オンライン留学し、英語への愛は新たなステージへ
1.最初のきっかけは、11歳のときに参加した国際キャンプ
思い返せば、私が1番最初に英語が好きだと思った瞬間は、11歳のときに参加した1か月間の国際キャンプでした。 国際キャンプといいつつ、私が参加したのは関西地方で行われ、欧州やアメリカなど合計10カ国以上の国から、各国4人ずつの11歳チームが来日し、朝から晩まで一緒に過ごしました。
そのころ私の英語力はひどいもので、キャンプ中はほとんど身振り手振りで意思疎通を図っていた記憶があります。しかしそれでも友達は作れ、かけがえのない思い出ができました。
一方キャンプが終わってからは、もっともっと彼らと通じ合いたいと言う気持ちが湧き、それが間違いなく私の「英語好き」の原点になっています。
キャンプの最中だけでなく、終わった後も、オーストリアの友人と文通したり、海外の子供をホームステイで受け入れたりすることで、定期的に国際交流する機会に恵まれ、私の人生にとても大きな影響を及ぼしました。
まだ恥じらいなどが少ないなるべく年齢が若い時期に、このように海外の同年代の子供と遊べる経験ができると、人生にこんなにもよい影響を及ぼしてくれるのだと、自分の身をもって感じました。このような貴重な機会をくれた両親には、本当に感謝しています。
2.中高で英語が得意科目になったことでさらに英語好きに
中学に入り、学校で英語の授業が本格的に始まると、自然と英語学習に打ち込んでいる自分がいました。気づけば、英語のクラス分けで上のほうに入ることができ、その嬉しさからさらに英語のテストを頑張り・・と、今思えば正のループに入っていたと思います。
英語が自分の得意科目だという意識は、高3の大学受験の時にピークに達しました。志望校に受かるためには、英語をさらに伸ばしていこうと、理系にもかかわらずかなりの時間を英語学習に割いていたと思います(笑)。
このころは「学校の試験でうまくいく」という小さな成功体験が積み重なって、「英語が好き」という気持ちが高まっていた時期でした。
3.大学では、サークルの海外遠征がきっかけに
大学に入ってからしばらくは授業でしか英語にふれていなかったのですが、大学3年生の時に大きな転機が訪れました。所属していたサークルのメンバー100名ほどで、ヨーロッパへ1か月間遠征することになり、そのときの現地との折衝を任されたのです。
現地のホテルやバス会社、ツアー会社との契約管理や連絡を一手に引き受けるなかで、私にとっては初めて「お仕事のような感じ」で英語を実践的に使う機会が訪れました。
これまでの自分の人生にない経験に、プレッシャーがありつつも興奮しながら取り組んでいました。
この特別感のある経験が、これまでの「国際キャンプで外国人と楽しく話したい」や「受験英語で良い点数を取る」という気持ちのさらに次のステップとして、「仕事で英語を使いこなしていきたい」という気持ちを沸き起こさせてくれたように思います。
このような経験をさせてくれたサークルには、本当に心から感謝しています。
4.会社に入社し、海外出張へ行くたびに刺激を受けた
「仕事で英語を使う」というイメージがちょっぴり湧いた大学時代。この経験から、社会人になってからすぐ始めたのが、オンライン英会話でした。
毎日かかさず英語を話す、ということをコツコツと続けているうちに、気づいたら周囲から「英語得意キャラ」と認識されていました。
私は帰国子女ではないので他にもっと英語が上手な人はいるし、そんな得意なんてほどじゃありません、といつも言ってたのですが、なぜかこの英語得意キャラのおかげで、入社2年目からは年に2回ベースで海外出張に行かせてもらうようになりました。
これが、私の英語好きをさらに後押ししてくれるきっかけとなりました。やはり海外出張に行く直前は、英語を頑張ろうと思って集中的にやりますし、現地で外国人と話が通じれば楽しいし、帰ってくればまた次に向かってスキルアップしようと思う。このサイクルのおかげで、出張に行くたびに、私は英語がさらに好きになっていっていました。
5.海外ツアーガイドやオリンピックボランティアを通じ、原点に立ち返る
仕事を通じて、英語に触れる機会が増えて充実した日々を送っていたのですが、ビジネスでの英語というのは少し寂しいところもあります。
時間が限られた中で、やらなければならないことを、時にクールにシリアスにこなしていく。そういった、ビジネスの環境だけで英語を使っていたある日「あれ?英語がただの道具になっているな」と思うようになりました。
そこで始めたのが、仕事と並行して行える海外のツアーガイド。そして、東京オリンピックのボランティアです。これらは本当に純粋に英語を楽しみたいという思いで参加したのですが、やはり現地の外国人のかたが喜んでくれる顔を見ることで、とてつもないやりがいが得られ、改めて英語への想いを再確認することができました。
私が参加していた海外ツアーガイド会社のotomoというところは、週末だけでも活動でき社会人でも参加しやすかったです。もしよかったらサイトを覗いてみてください。
6.社会人6年目で海外オンライン留学し、英語への愛は新たなステージへ
その後社会人6年目になり、英語への長年の思いの集大成のような気持ちで、イギリスの大学院へ留学することを決意しました。まだ通っている最中ですが。毎週のように海外の社会人と一緒にミーティングをし、たまに現地へ行って、海外の友人たちと共同生活を送る、という経験をするのは、これまでの私の中では最もチャレンジングな挑戦かつ、これまでにないほど英語へのモチベーションが高まっています。
おそらく大学を卒業する頃には、また新しい目標を見つけそれに向かって歩んでいるのかなと思います。長い人生、これからも英語を好きという気持ちを忘れずに、楽しみながら生涯学習を続けていきたいです。
みなさんが英語を好きになったきっかけは何ですか?この記事が、少しでも皆さんの「好き」のきっかけ探しに役立ちますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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