15分でできる!英語学習のモチベーションをぐっと高める方法とは?
みなさんは、これまで英語学習のモチベーションが下がったことはありませんか?
英語の勉強というのは長期戦で、終わりがないものです。
このため、継続して力を伸ばしていくためには「いかにモチベーションを維持していけるか」が非常に重要なポイントになります。せっかく能力があるのに、途中でやる気をなくしたり、勉強する意味を見失い英語力がダウンしてしまう事例はよく、見受けられます。
そこで、今回の記事では、私自身がこれまで英語学習のモチベーションが下がったときに必ず行っている習慣をご紹介したいと思います。
15分あればできるとてもシンプルな方法ですので、みなさんもぜひ記事を読みながら、一緒に試してみてください。
もしよろしければ、お手元に「紙」と「ペン」だけご準備いただき、次に進んでください。
目次
1.英語を勉強している理由を全て、書き出してみる
2.優先度の高い順に並べる
3.英語を学ぶ理由ナンバーワンを紙に書く
4.目的がはっきりしている人は、強い!
1.英語を勉強している理由を全て、書き出してみる
最初に行うのは、あなたが英語を勉強している理由を、思いつく限りすべて紙に書き出してみることです。例えば、以下のようなイメージです。
・英語をかっこよく話せるビジネスパーソンになりたいから。
・いつか海外で仕事をしたいから。
・いつか海外留学がしたい。そのためにIELTSやTOFELのスコアが必要だから。
・〇年〇月からの海外赴任で、困らないように。
・海外ドラマ、映画を字幕なしで楽しみたいから。
・海外の友人たちとの会話についていきたいから。
・ボケ防止のため。
・英語が話せるようになることで、年収を上げたいから。
似たような理由がいくつか出てきても、気にしないでください。このステップではとにかく、1つでも多くの「英語を学ぶ理由」を書き出すことに注力しましょう。
2.優先度の高い順に並べる
次に、先ほど紙に書き出した理由それぞれに対し、優先度の高い順に番号をふっていきます。例えば、以下のようなイメージです。
理由 No.1: 海外の友人たちとの会話についていきたいから。
理由 No.2: 英語をかっこよく話せるビジネスパーソンになりたいから。
理由 No.3: 海外ドラマ、映画を字幕なしで楽しみたいから。
実は上の3つは、私の「英語を勉強したい理由」です。
現在、私は仕事のかたわらオンライン留学をしているのですが、昨年現地へわたったときクラスメートとの会話についていけないことがとても悔しく、つらい経験をしました。その思いから「外国人の友人たちとの会話についていきたい」が、理由のナンバーワンになりました。
英語を学ぶモチベーションが下がってきた時こそ、自分に対して「なぜ英語を学んでいるの?」「どれが一番大切な目的なの?」という問いを何度も、尋ねてみましょう。
3.英語を学ぶ理由ナンバーワンを紙に書く
最後のステップでは、英語を学ぶ理由No.1を紙に書きます。
おすすめは、A4コピー用紙を使い、太めのペン(筆ペンなど)で大きな字で書くことです。書き終わったら、家の見やすい場所に貼りましょう。
私の場合はこんな感じになりました。 友人名を具体的に書くことで、より「学びたい!」という欲が出るように工夫しました。
このように、英語を学ぶ理由をいつでも見える場所に貼っておけば、「やらなきゃ」ではなく「スキルアップしたい!」というポジティブな気持ちで日々の学習を進められるようになります。
4.目的がはっきりしている人は、早く、確実に伸びる!
今回の記事では、英語のモチベーションをあげたいときにおすすめの方法として「英語を学習する理由を洗い出して壁に貼る」という手法をご提案しました。
何だとても簡単じゃないか、と拍子抜けされた方も多いかもしれませんが、この方法はすごく効果があります。
株式会社morich代表の森本千賀子さんは、下記のように話しています。
“自分がありたい姿をイメージしたら、その特徴や状態をできるだけ具体的に言語化して、紙に書き出し、声に出しながら何度も何度も繰り返し読みながら、脳幹の奥にある潜在意識に刷り込ませます。「目と耳とそして心で聞く」ことを繰り返し、「思い描いた姿・イメージ」を自分自身に何度も何度も刷り込みます。”
出典:【森本千賀子 人生の流儀】無駄なことなど、一つもない。“困ったときのモリチ”が実践するキャリア・ドリブンな生き方 | co-media [コメディア]
森本さんの場合、目標を書き出し、何度も繰り返し読んだことで、本当に夢がかない、日経アソシエに取材されたり、 NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演したりしたそうです。みなさんもだまされたと思って「学ぶ理由を紙に書く」、ぜひやってみてください。
ちなみに、英語を学ぶ理由を明確化することは、他にもメリットがあります。
英会話の先生に、ピンポイントでニーズを伝えられること、です。
英語がペラペラになりたい、というような漠然とした理由よりも、「友人との会話を楽しみたい」や「海外ビジネスの分野で活躍したい」など、自分の学習目的が明確になっているほうが、先生もより的確な指導方針(アプローチ)を選択できます。
その結果、より早く確実に、自分が求める英語スキルを身に着けることができるようになるというわけです。ぜひ、今回言語化した「英語を学びたい理由」は、先生や周囲にも伝えてみてください。
さて今回は、英語学習のモチベーションが下がったときに行いたい、15分でできる習慣をご紹介しました。皆さんの「英語を学びたい理由No.1」は、なんでしたか?
今回ご紹介した方法は、半年に1度など定期的に実行することをおすすめします。英語学習の原動力は、定期的にかわっていくものだからです。
なおステップフォワードでは、オンライン留学だけでなく、コーチングサービスも行っています。
英語を学びたい理由は見つかったけど、どこから始めたらよいかわからない・・・など、どんなお悩みでもプロフェッショナルな講師陣が適切にアドバイスをさせていただきます。お問い合わせフォームから、ぜひお気軽にご相談ください。