フィリピン英語ってどうなの?

2020/06/14 フィリピン情報
フィリピン英語ってどうなの?

フィリピン留学を初めて検討している方であれば、

フィリピン英語って大丈夫?なまってるんじゃないの?と疑問や不安に思うかもしれません。

 

この記事では、これからフィリピン留学やフィリピン滞在をし、

フィリピンで英語を学ぼうとされている方に向けて、

フィリピン英語の疑問や不安に答えていきます。

 

目次

1.  フィリピン英語のアクセントはあるが、気にするほどではない

2.  フィリピンの英語力は国際的に見てとても高い

3.  語学学校の先生の英語力はとりわけ高い

4.  フィリピン英語は初中級者や留学・ワーホリ前におすすめ

5.  さいごに

 

 

1. フィリピン英語のアクセントはあるが、気にするほどではない

 

フィリピン英語はフィリピン人の母国語に影響を受け、多少のアクセントがあります。

ただ、ここで強調したいのは、気にするほどのアクセントではないということです。

フィリピン人も日本人と同様に、

英語を第二言語として学んで習得しているため、ネイティブではありません。

フィリピン人はタガログ語やセブアノ語を母国語としており、

彼らの言語が英語の発音やイントネーションに影響しています。

しかし、フィリピン英語のアクセントがあなたの発音やイントネーションに影響するかと言うと、

自ら好んで真似るか、長期で滞在しない限り、その可能性は低いと思います。

 

私自身、これまでオーストラリアに5か月、

カナダに1か月、フィリピンのセブに2か月留学し、

仕事でインドに1年、フィリピンに2年滞在してきましたが、

イギリスかオーストラリアで英語を勉強したか?と聞かれることはあっても

フィリピン英語のアクセントがあると言われたことは一度もありません。

 

フィリピンは1898年から1946年までアメリカの植民地であった背景や

現在でもアメリカンカルチャーから多大な影響を受けていることもあり、

イギリス英語よりもアメリカ英語を話します。

 

アメリカ英語やイギリス英語など、ネイティブ英語に限り近く英語を話したい上級者にとっては、

フィリピンが英語の発音やイントネーションを学ぶ上で最適な場所ではありませんが、

そうでない多くの日本人にとって、フィリピン英語は英語を学ぶ上で問題ないと思います。

 

2. フィリピン人の英語力は国際的に見てもとても高い

 

フィリピン人の英語力の高さには定評があり、国際的な調査でも証明されています。

 

例えば、Global English社が2013年に公表した

Business English Index(BEI)というレポートを見てみましょう。

 

Global English社はアメリカに本社を置き、

オンラインビジネス英会話のソフトウェアを販売する会社で、

BEIは世界の77か国、21万人を対象とした調査に基づいて、

発表されたビジネス英語に関するレポートです。

 

このレポートによれば、77の国と地域のうち、

フィリピンは7.95で2年連続1位にランクインしています。

日本は10段階のスコアで4.29です。

 

また、国際語学教育機関のEFエデュケーション・ファーストが

2019年に世界100か国、230万人を対象にした調査で、

フィリピンは世界20位、アジアではシンガポールに次いで二番目にランクインしています。

 

こうした英語力の高さもあり、

欧米企業がコールセンターを中心としたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を

フィリピンの企業に委託するケースが多くあります。

 

2010年以降、それまでコールセンターの主流であったインドを抜き、

フィリピンはその市場規模で、フィリピンは世界最大のコールセンターとなっています。

 

3. 語学学校の先生の英語力はとりわけ高い

 

上記2つの英語力調査は、

フィリピン人全体、あるいは、全産業のフィリピン人労働者を対象とした調査ですが、

語学学校で働くフィリピン人講師の英語力はとりわけ高いです。

 

それを証明する定量的な調査はありませんが、

フィリピンでは英語講師の給料が比較的高く、

フィリピン人のなかでも英語力が高く、発音やイントネーションがきれいな人が多いです。

4. フィリピン英語は初中級者や語学・ワーホリ前におすすめ

 

私自身、初めての英語留学をオーストラリアでし、

その後もカナダとフィリピンに短期留学をしました。

今になって振り返ると、先にフィリピン留学をすれば良かった、と思っています。

 

一番の理由は、安くマンツーマンのレッスンを受けられることですが、

フィリピン人はネイティブと比較してゆっくり話し、

端的で分かりやすい「伝わる」英語を話すからです。

これは、日本人と同じく、フィリピン人が第二言語として英語を習得しているからです。

 

さらに、フィリピン人は人をエンターテイメントすることに長けており、

とくにシャイな日本人にとってが、英語を教わる相手として合っていると思います。

 

そうした意味で、特に初中級者、その後に留学やワーキングホリデーを考えている方にとくに、

フィリピン留学はおすすめだと考えています。

 

5. さいごに

 

フィリピン英語とフィリピンで英語を学ぶことに書いてきました。

第二言語として、外国人とコミュニケーションをとるために英語を学ぶ日本人にとって、

フィリピン人の話す英語は、分かりやすい英語であり、良いお手本です。

さらに、シャイで話すことに慣れていない日本人にとって、

共感力があり、人をエンターテイメントすることに長けているフィリピン人は、

英語を教わる相手として適しています。

 

初中級者の方、今後欧米圏への留学を検討している方にこそ、

フィリピンでの留学をしていただきたいと思っています。

 

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